コロナウイルスの種類
新型コロナウイルスが発生するまで、6種類のコロナウイルスが存在していました。
そのうち4種類は普通のかぜのウイルスで、かぜの1割くらいはこれらのコロナウイルスが原因です。5番目に発見されたのは2002年に中国で発生したSARSを起こすウイルスで、死亡率10%と高く恐れられました。現在はありません。6番目はMERSを起こすウイルスで、2012年アラビア半島から発生しました。現在も存在していますが、世界的な広がりはありません。
7番目に発見されたのが現在の新型コロナウイルスです。
オミクロン株
そもそもウイルスは生きている動物の細胞に入り増殖します。そして細胞を破壊し、動物にダメージを与えます。今回の新型コロナウイルスは生き残りをかけてつぎつぎに変異し、より多くの人間に入り込もうとしているのでしょうか。
今流行中のオミクロン株はご存じのように小児がかかりやすいです。感染力が非常に強く、保育園や幼稚園で感染者が出ると、次々に感染します。幸い症状は軽いことが多く、普通のかぜと同じくらいです。しかし大人や高齢者がかかると症状が重くなることもあり、普通のかぜと思わない方がいいでしょうね。